冬城家の娘たち短編小説【ほこり】

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あとがき

【ほこり】を最後まで読んでいただきありがとうございます。
執筆していてとても楽しかったです。
娘三人は今まで行ってきたことの清算をしようと”聡明”な判断をしましたが、三人には解決していない問題、若しくは新たな問題が発生していて決して良い状況とは言えません。
それを、アルコールを入れ現実逃避し、最後の団らんを楽しむのです。
考えてみてください、これから起きる事を怖がったり不安に思う時間、て無駄ですよね?メンタルがすり減るし、時間も過ぎてしまいます。
考えて気分を下げて時間が過ぎるなら、無理やり楽しく過ごして英気を養って、その時になんとかできるくらいの状態に整える方が良いと思いません?
三人がしている現実逃避は決して逃げているのではなく、休憩なのです。

腐ってもやり手経営者りつこの孫とひ孫なので、このままでは三人は終わらないでしょう。
冬城家は終わりましたが、ここから新しい娘たちの物語が始まるのです。

ゆうひがキモいなと感じてくれて、娘三人が未来に対して無理やり楽観的に考えている事が伝わったら嬉しいです。

ふゆしろあさひ

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ふゆしろあさひ(シナリオライター)ポートフォリオ