前回に続き、主要キャラの設定資料をだしていこうと思います。
人の物大好きな三十路 冬城千菜椿
女子アナをイメージしてデザインしました！
| 年齢 | 33歳 |
| 職業 | 大島町役場観光課 |
| 身長 | 160cm |
| 体重 | 51kg |
| 趣味 | 写真 |
落ち着いていて人を癒す緑をイメージカラーに採用しています。
ド田舎なので身に着けている物はネットショッピングで仕入れていると思いますが、収入があるのでそれなりに良い所で買い物してそう。
港区にいそうなフェミニン系が昔から好きです。
おしゃれな独身女性は田舎では珍しいので、良くも悪くも千菜椿は町役場で目立った存在です。
綺麗で仕事もできるので職場ではかなり重宝されていますよ。
この方をデザインする時に意識したことは三つです。
- 真面目で無害そうな第一印象を持たせる事
- 女の敵になりそうな女にする事
- 一番ヤバい奴にする事
とことん女性らしく
細くて折れそうな綺麗な足。
柔らかそうな黒髪、華奢で控えめな体格、優しそうな雰囲気から見え隠れする刺すような鋭い視線。
男性目線「優しそう」、女性目線「一番嫌いなタイプ」を目指しました。
島のお嬢様
生まれも育ちも島なので、幼い頃から地元でもてはやされて生きてきた半面、それ相応の振る舞いも求められていた為、息苦しい思いもしていました。
清楚で品のある千菜椿は、都会の大学に進学した途端異性から急にモテるようになります。
最初は大学の先輩とお付き合いしたと思いますが、そう長く続かず初めて感じる失恋に困惑します。
そんな時、大学で出来た友達に夜遊びに誘われ、寂しさを紛らわせる為に夜の街へ。
夜遊びの他にも、ギャラ飲み、クラブも教えてもらい、田舎のお嬢様だった千菜椿は自由と都会の楽しい遊びにドはまり。
そこから人生が狂い始めます。
今まで真面目に生きてきた分の反動ですね。
不倫にいたる病
ギャラ飲みで出会った社長にホームパーティに誘われ、賑やかしの女の子として参加します。
そこで既婚者の男性と出会います。
男性は他の女の子と違い、品があり綺麗な千菜椿を大層気に入り、猛アタック。
千菜椿はころり、とその男性に落ち、既婚者と知りながら晴れてお付き合いする事になります。
大学の男性よりも、お金も、女性への心得も、心の余裕もある既婚男性に深く、深くはまっていきます。
それ以上に、奥さより大事にされているという優越感がたまらなく快感だったのです。
奥さんと別れてない時点で大事にはされてないんですよね。
奥さんに対して挑発紛いな行動をとり始めた事もあり、我慢の限界を迎えた奥さんに法的処置をされてしまい、今までの行動全てが家族に知られてしまいます。
それを知った里椿子は大激怒、奥さんに請求された慰謝料以上の大金を支払い、再度自分の監視下に置くために大学卒業後は町役場に務めるように手配します。
不倫がバレた後、千菜椿は呆気なく捨てられてしまい大きなショックを受けますが、普通の恋愛に戻る事はできませんでした。
それどころか、島なら自分の好き勝手にできる事に気づいてしまったのです。
この島で冬城に逆らうとどうなるか、お分かり？
東京から異動してきた男性にちょっかいかけたり、職場結婚の夫婦の間に入ったりと、里椿子にバレないよう圧力をかけながら不倫を楽しんでいます。
恐らく、今が楽しいので結婚願望はないと思います。
仕事は滅茶苦茶できる
SNSでの拡散力が高い現代、千菜椿は大活躍しています。
島の魅力を伝わるようなマーケティングとSNS運用は観光客の関心を引き、ここ数年観光客の数は右肩上がり。
観光客に楽しんでもらえるようなイベントや企画もお手の物で、今年の夏は東京の小学生を対象としたコテージでの臨海学校を開催した。
四日間をかけ、島の自然と美味しいものを伝えるだけでなく、子供たちにとって素敵な体験を提供できたと自負しています。
田舎も捨てた物じゃないでしょ？
冬城家のお勤めは真面目に行っているみたいなので、根は昔のままなのかもしれません。
初恋拗らせおじさん 高田結菊
彼は完全に私の癖です！！
| 年齢 | 30歳 |
| 職業 | 冬城家使用人 |
| 身長 | 176cm |
| 体重 | 65kg |
| 趣味 | アクセサリー作り |
抱えている重い設定をかき消す為に明るい黄色をイメージカラーに採用しています。
GUとユニクロ信者で、しっかりした出来でそれなりの値段のものを賢く購入しています。
財布や時計以外はブランド品興味なさそう。
椿屋敷の家事の他、椿園の手伝いもしていて、イケメンで愛想のいい結菊は名物店員で町役場発行のパンフレットにも顔が載ってます。
この人をデザインする時に意識したことは三つです。
- 重過ぎる男にする事
- 好きな人にしか優しくない事
- その辺に居そうなイケメンにする事
シンプル★イケメン
ゴテゴテしたがっちりとした手。
雄！て感じの肩幅に、繋がれている事を連想させるチェーンのネックレス。
この南京錠の鍵は一体誰が握っているのか・・・。
お穏やかで無害そうに微笑んでいるが、内心「早く終わんねぇかな」と思っている。
スキニーとニットだけでもカッコいい！！
家事も気遣いも女心もお手の物
結菊の両親は今も島で暮らしていますし、交流もきちんとありますが、島の人間である以上冬城家には逆らえません。
6歳の頃から下宿という名目で冬城家で暮らしていた結菊がどんな教育を受けていたかと言うと。
- 家事
- 経営の知識
- 女性の扱い方
家を守り、家業を支え、夫婦円満を実現できるようみっちり教育しています。
とはいえ、里椿子は自分の娘たちが快適に過ごせる事を前提にしているので、結菊側はかなりの我慢を強いられていたでしょう。
歌舞伎町でNo.1取れるくらいには女性を喜ばせる技術が高いです。
最初は嫌々していましたが、初恋の人「椿葵」と出会い、彼女の為に甘んじて受け入れます。
が、彼女は別の誰かと結婚してしまい我慢する理由がなくなり憎悪へと変化を遂げたのです。
味噌汁に塩を入れてやる。
「冬城という悪しき一族を葬りたい」という願望から、今作の事件へと繋がるのです。
嘘の優しさ
結菊が一族の女性に対して優しさを見せた事は一度もありません。
どれも、相手が喜ぶ事を考え義務的に行っているにすぎません。
その行動に愛情などなく、無、若しくは憎悪のみ。
学校でも、椿園でのお勤め中でも、関わる女性全員に行うものなので、沢山の異性から椿彩のように好意を向けられます。
ですが、結菊にとっては椿葵以外興味がないのできっぱりと何かと理由をつけて断ります。
“自分”を心地よくしてくれるから好きなんだろ？
逆に、どうでもいいからこそ優しくできるのかもしれませんね。
お呪い入りアクセサリー
アクセサリーを作るとき、結菊は願いを込めて作っています。
自分が身に着けているブレスレッドも気持ちを編み込み、完成した傑作です。
紫の紐と黄の紐を白い椿の装飾で飾っているブレスレッドにはどんな願いを呪っているのでしょうか？
好きな女性を思い浮かべ、妄想し、夢中で手を動かしていたんでしょうね。
咲葵のピアスも例外ではなく、二色が絡み合うように編まれ、自分の名前を逆にした結び方で制作した品を10個上のお姉さんにプレゼントする思いの強さはもはや特級呪物。
知りたくなかったよ・・・。
結菊のハンドメイド品は、椿園のお土産コーナーにも並んでいます。
クオリティが高いので、売れ行きは上々。
もしかしたら、街中でメイドイン結菊のアクセサリーと出会える日があるかもしれませんね。
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