冬城家の娘たちが公開され、約八カ月が過ぎました。
沢山の人達に遊んでいただき、作者としては嬉しい限りです。
いつも楽しくTwitterのプレイ証明書を拝見しています。
そろそろ通過された方も多くなり、作者として作品について語ってもいい時期だと感じこの場を借りて設定資料を出させていただきます。
この記事は作品全体を通してネタバレを含みます。
問題ないという方のみ読んでくださいね♪
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舞台は伊豆大島
舞台は東京都に属する島、伊豆大島です。
椿が有名な観光地で、船や飛行機を利用していくことができます。
伊豆大島は母方の祖母の実家があり、小学生のゴールデンウイークは妹と祖母と三人で大阪から新幹線に乗り、一日かけて伊豆大島に遊びに行くのが恒例でした。
祖母の実家は波浮の港にあり、綺麗な海と現地で買えるコロッケを今でも鮮明に覚えています。
ですが、子供が遊ぶところが殆どなく、牛乳せんべいと今は亡きリス村くらいしか楽しみはありませんでした。
もう祖母の実家は空き地になり、伊豆大島にいるのは祖母の一番上のお姉さまだけになってしまいましたが、今でも伊豆大島に遊びに行くとコロッケを買いに立ち寄ります。
小さい頃からゆかりのある土地ではありましたが、この島の良さを知ったのは成人してからでした。
成人し、約10年ぶりに訪れた伊豆大島は殆ど何も変わっていないのに、小学生の時に見た景色と別の姿を見せてくれたのです。
自然を眺めているだけで癒され楽しめた時は、自分も大人になったんだなと寂しくなりました。
思い入れも思い出もあるこの島を題材にしたものをいつか書けたらいいなと、ずっとネタとして持て余していたので、今回この島を題材にできて楽しかったです。
とはいえ、きちんと特徴を入れる事ができなかったのでまたリベンジしたいですね。
登場人物は母方家族がモデル
今作に出てくる登場人物は大体、母方家族を題材にしています。
何故かというと、母方家族は恋愛体質が多い!
私も含めですが・・・。
この作品を制作していた2022年は特にそういった事で振り回され気持ちが入り乱れていた時期でもあります。
このクソでかい感情をどうしたものか、と悩んでいた所、作品作りができる時間ができたため誇張と少しの嫌味を込めて完成したのが『冬城家の娘たち』です。
今作のトュルーエンド
この作品の正規エンドは、結菊が捕まり、尚且つ当主が決まらなかったハッピーエンドです。
椿彩が男性よりも家族を取り、結菊を拘束できるかどうかが肝ですね。
当主についてですが、相応しい人間は3人中0人なので、欲望に打ち勝ち、誰もならないが正解です。
結局、里椿子さんが死んだ今、冬城家は廃れましょう、という事です。
その場合、結菊は椿葵には会えず獄中で過ごすことになり、娘三人は欲望を叶えられません。
一見、バッドエンドに見えますが、一番不幸な結菊が唯一救われるエンドなんです。
冬城家は廃れ、憎い里椿子は死に、初恋の人の幻想を抱いたまま罪を償えるんですから。
主要人物のその後は、また別の記事でお話します。
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