処女作、冬城家の娘たちをリリースして約3カ月。
作者が想像していたより反応がよく、皆様のおかげで現在DLは100を超えています。
これは想像よりいいのでは・・・?
想像していたよりも好感触だったので満足していたのですが、創作も人生もそう上手くいきません。
本記事では、次回以降改善したいことや後悔したことを未来の自分に向けて書こうと思います。
↓↓作品の概要はこちら↓↓
※本記事では作品のネタバレを含みます。
閲覧する際はお気をつけください。
その1 盤面デザイン
盤面デザインは大失敗といえるでしょう。
まず全てが小さい。
全体を表示していると文字が潰れて見えません。
しかも、この小さなカードにこんなに情報が記載されているんです。
PLに不親切すぎません?
綺麗に見せるだけがデザインじゃないんですけど。
カードの大きさもそうですが、全体公開情報はカードにせず、箇条書きなどまとめて表示した方は見やすくなるかもしれませんね・・・。
見やすく分かりやすい盤面を次作から心がけようと思います。
その2 情報量が多い
文字を書いていたり、構成を考えているとあれがしたいこれがしたいと思うのは当然のことです。
ですが、それら全てを伝えるのは難しいし、相手も多くの情報を開示されても読み解くのに時間がかかってしまいます。
限られた時間で多くの情報を与えられるとどうでしょう?
私はストレスです。
つばさ読むのだる~い
小説じゃないんだから簡潔にかいてよネ。
感動してほしいから、ゾっとしてほしいから、エモく感じてほしいから・・・。
そう思い創作主はモノを作りますが、価値観の違う相手に自分の想いが全て伝わる事は殆どないし、伝える事も至難の業です。
マダミスのように時間制限がある作品では尚更です。
作品の進行に関わる重要な情報を簡潔に、伝えたいことを一つに絞る!
「物足りない」と作者が感じる程度が丁度いい気がしました。
今作は情報カードも文章量も多く、大きく反省している要素です。
その3 中途半端な内容
RP推奨ネタシナリオとして本作を出しているのですが、ネタシナリオに降り切れていなかったな、と感じています。
ネタ卓にしてはちゃんと人は死ぬし、情報も多い。
でも、推理卓にしてはミステリーが簡単すぎる。
簡単で昼ドラのようにわちゃわちゃしてほしいが、マダミスとしてミステリーもある程度ちゃんとしたものを出したい。
その結果、どっち付かずの作品になってしまい、PLを困らせてしまう作品になってしまいました。
ネタ卓のつもりで来たけどちゃんとミステリーしてるぞ・・・。
でも、ミステリー自体は簡単すぎてどう楽しめばいいんだ?
あれも欲しいこれも欲しいと欲張らず、次作からは思い切って舵を切ります。
その4 神失格
原作者はその作品の神です。
外野が何を言おうと原作者が「これはこう」といえば何が何でも正解なのです。
ですが、私は「これはこう」と言いませんでした。
創作の先輩やテストプレイヤーに意見を貰った時、「こうなんです。」「こうしたいんです。」とハッキリ言えず、決断を自分で下さなかった部分も少なくありません。
つまり、私はこだわる事を放棄したのです。
妥協も他者の意見も大事なのは重々承知なのですが、今ここで神失格と感じているという事はこだわるべき所だったのは明確です。
他者の意見を気にし、その通りに作品を作ると作家は死にます。
万人に受けなくてもいい。
表現したいことを他者に伝わりやすいように作ればいい。
作品を通して伝わった結果、「これは駄作だね。」と言われても「君にはこの良さが分からないか、それともちゃんと伝わってないのかな?」と思える作品を作りたいですよね。
この良さ君にわからないか~。
残念☆
まとめ
誤字、誤植、イレギュラーなゲームの動き、情報導線作り・・・。
数えれば沢山の反省がありますが、内心「処女作にしてはハイクオリティじゃん!」と思っています。
不安で眠れない夜もあれば、「才能ないな。」と何も手が付かない日もありました。
でも、ずっと二次創作だった自分がやっと一次創作のステージに立てた事がなによりも嬉しいです。
ミスも多かったですが、次に活かし一作目よりも良い作品を作ります。
作品作り、とっても楽しかったです♡
これからも大好きな妄想と文章を世に出していこうと思います。
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